社会貢献活動
SOCIAL CONTRIBUTION ACTIVITIES

SOS子どもの村福岡
千鳥屋の先代会長・原田光博が、菓子職人の修行のために渡欧したとき、オーストリアのチロル州にあるSOS子どもの村を訪れました。やむを得ない事情で実の親と暮らせなくなった子ども達が、里親に愛情を注がれながらのびのびと生活する姿に深い感銘を受けた光博は、福岡に帰ってから、福岡にSOS子どもの村を誘致するという大きな夢を持ちました。土地探しや資金集め、近隣の住民の方々との話し合い。たくさんの壁を一つ一つ乗り越え、数十年をかけながらあきらめることなく一歩ずつ歩み続けた道のりでした。チロルとの提携20周年には、飛行機をチャーターして多くの福岡の財界人とともにチロルに訪問したこともありました。チロルで提携記念式典を行い、総勢300名で子どもの村を表敬訪問したのです。これをきっかけに、福岡での子どもの村設立が具体的に動き出しました。しかし、光博の体はすでに癌に侵されていました。10年以上の闘病生活の間、入院中も病院を抜け出して土地探しの交渉に出向き、苦痛を感じさせない行動力で精力的に企業や団体に協力を呼びかけ、最後の力を日本初のSOS子どもの村設立にむけて振り絞っていたのです。残念ながら光博はSOS子どもの村福岡の設立の日に立ち会うことはできず、2008年6月6日にこの世を去りました。SOS子どもの村福岡は、親と離れた子ども達が、傷ついた心を癒し、しっかりと成長していける家です。原田光博の大きな夢はいま、福岡市の西区今津の地で、子ども達と共に生き続けています。
これをきっかけに、福岡での子どもの村設立が具体的に動き出しました。しかし、光博の体はすでに癌に侵されていました。10年以上の闘病生活の間、入院中も病院を抜け出して土地探しの交渉に出向き、苦痛を感じさせない行動力で精力的に企業や団体に協力を呼びかけ、最後の力を日本初のSOS子どもの村設立にむけて振り絞っていたのです。残念ながら光博はSOS子どもの村福岡の設立の日に立ち会うことはできず、2008年6月6日にこの世を去りました。SOS子どもの村福岡は、親と離れた子ども達が、傷ついた心を癒し、しっかりと成長していける家です。原田光博の大きな夢はいま、福岡市の西区今津の地で、子ども達と共に生き続けています。


SOS子どもの村福岡
(福岡市西区今津)


チロルとの提携20周年式典
樽酒鏡開き


チロルとの提携20周年式典
写真中央:原田光博・ウルズラ夫妻
千鳥饅頭総本舗はこれからも、
地域のつながりや子どもたちの
未来を大切にしながら、
社会貢献活動に取り組んでまいります。