菅原道真公の故事にちなんだ和歌から縁起のよい鳥である千鳥を屋号に戴き千鳥屋はうまれました。
千鳥屋の創業は寛永七年、西暦でいうところの1630年。そのルーツは、当時最先端だった長崎の南蛮文化を日本に伝えた、
現在ではシュガーロードと呼ばれる長崎街道が通る佐賀まで遡ります。
佐賀を代表する銘菓の一つ、丸ボーロ。
千鳥屋では、丸ボーロで培った技術で南蛮伝来のカステラ生地に改良を重ね、さらりとした極上の白餡を包んで焼き上げた千鳥饅頭を中心に、
かすていら、丸ボーロ、そしてチロリアンなど、主に南蛮菓子をルーツとするお菓子に創意工夫を加え、
独創的でオリジナリティ溢れる商品を、安心安全で厳選された原材料のみを使用して製造しております。
千鳥屋は時代に流されず、時代の波に乗ってポルトガル、長崎、佐賀そして福岡へ。
真心を形に、何よりもお客様と社会の笑顔のために縁起を担ぐ鳥、千鳥にあやかって、
縁起の良いお菓子屋を目指しています。
それを実現するための千鳥屋の基本理念は
売り手良し 買い手様良し 世間様良し
これをもって三方良しとする。この一言につきます。