豆には等級があります。
良い順に1等・2等・2格・3等・等外の5つです。
1等は選別値が90%以上の物(出回らない原料)。
2等は選別値が85%以上の物。
2格は選別値が70%以上の物。
3等は選別値が65%以上の物。
等外 選別ではねられた物。
千鳥屋が使っている豆は手亡豆、小豆、丹波大納言、白小豆の4種。
それぞれについてご紹介いたします。
北海道・十勝で毎年9月に収穫される白い豆です。
千鳥屋の主役「千鳥饅頭」のさらし餡の主原料であり、上質の2等級のみを使用しています。
その年の天候によって収穫量が大きく左右されるために、毎年の台風シーズンは北海道に台風が上陸しないことを願います。
使用商品:千鳥饅頭餡子、銅鑼焼き(どら焼)餡子
北海道・十勝では毎年9月末から10月中旬に、九州では8月中旬から9月末に収穫される豆を使用します。
質のよい2等級だけを使用し、本当に美味しい豆本来の味をお届けしております。
使用商品:薯蕷饅頭餡子、よもぎ餅餡子、銅鑼焼き(どら焼)など
白餡に使われる白い豆ですが、通常2格以上の商品が出回ることがありません。
そこで、特別にお願いして手選別によって2等の豆のみ選りすぐっていただいています。
使用商品:薯蕷饅頭白餡
通常の小豆より粒が大きく、皮が厚く、煮た時に皮が破れにくいのが特徴。
いわゆる「腹切れ」が生じにくいことから、切腹の習慣がない公卿の官位である「大納言」と名付けられたとも言われています。
使用商品:涼み羹(大納言)、福豆